文豪ヘミングウェイが愛した楽園の地

「老人と海」は読みましたか?キューバに行く前にはぜひ読んで欲しい!!
文豪アーネスト・ヘミングウェイは、キューバをこよなく愛し、長年にわたりこの地で暮らし、多くの作品を執り上げたことでも知られています。彼にとってキューバは、創作のインスピレーションを与え、心を癒す特別な場所でした。「老人の海」を読むとまるで、ヘミングウェイが主役なんじゃない?って思ってしまいますよ。
彼がキューバで過ごした日々をたどる旅は、単なる観光を超えて、文学と歴史、そしてキューバの文化に深く触れる、忘れられない体験となるでしょう。
30代女性におすすめ!ヘミングウェイゆかりの「フィンカ・ビヒア」
キューバでヘミングウェイゆかりの地を訪れるなら、絶対に外せないのが**「フィンカ・ビヒア邸(Finca Vigía)」**です。ハバナ郊外にあるこの邸宅は、彼が20年以上にわたって暮らした家であり、現在はヘミングウェイ博物館として公開されています。
- 当時のまま残る書斎と生活空間: ヘミングウェイが実際に使っていたタイプライターや蔵書、愛用の家具などが、彼が暮らしていた当時のまま保存されています。まるで彼が今もそこにいるかのような、生々しい空気を感じられます。
- 美しい庭園と愛艇「ピラー号」: 広大な敷地には手入れの行き届いた庭園が広がり、彼がカリブ海を漁に出る際に使っていた愛艇「ピラー号」が展示されています。小説の世界観を肌で感じられるでしょう

- 「老人と海」誕生の地: この家で「老人と海」や「誰がために鐘は鳴る」などの名作が書かれたと言われています。文学作品が生まれた場所の空気に触れることは、作品への理解をより深めてくれます。
あなたも、歴史や文化背景に興味を持つ方も多いはず。フィンカ・ビヒアは、そんな知的好奇心を満たしつつ、美しい空間でゆったりとした時間を過ごせる、まさに理想の場所です。ガイドブックを片手に、ヘミングウェイの足跡をたどってみませんか?
所要時間は約1時間ってところです。
「老人と海」の舞台となった漁村「コヒマル」
ハバナの東に位置する小さな漁村「コヒマル(Cojímar)」も、ヘミングウェイファンにとっては必訪の地です。ここは、彼の代表作である「老人と海」の舞台であり、主人公サンチャゴのモデルとなった漁師グレゴリオが実際に暮らしていた場所としても知られています。

- ヘミングウェイ記念碑: 村の中心には、ヘミングウェイの胸像が立つ記念碑があります。これは、彼が愛した漁師たちからの感謝の気持ちを込めて建てられたものです。
- 「ラ・テラサ」で海風を感じる: ヘミングウェイが通ったというレストラン「ラ・テラサ(La Terraza)」では、彼が座ったという席で、新鮮な海の幸を味わいながら、コヒマルの美しい海を眺めることができます。まさに「老人と海」の世界に迷い込んだかのような気分に浸れるでしょう。
ハバナ市内のヘミングウェイゆかりのバーも外せない!

フィンカ・ビヒアを訪れた後は、ハバナ市内に戻り、ヘミングウェイが通いつめたという人気のバーに立ち寄るのもおすすめです。
- フロリディータ(El Floridita): 「ダイキリ」を愛したヘミングウェイが足繁く通ったという、オビスポ通りにある老舗バー。店内には彼の銅像もあり、多くの観光客で賑わっています。
- ラ・ボデギータ・デル・メディオ(La Bodeguita del Medio): 「モヒート」で有名なこのバーは、ヘミングウェイ以外にも多くの著名人が訪れたことで知られています。壁一面に落書きされたサインを見るのも楽しいですよ。
昼間はフィンカ・ビヒアで知的な時間を過ごし、夜はヘミングウェイが愛したバーでキューバならではのカクテルを楽しむ…これぞ30代女性にぴったりの、洗練されたキューバ旅行の過ごし方ではないでしょうか。

キューバは、ただ美しいだけでなく、深い歴史と文化が息づく魅力的な国です。ヘミングウェイの足跡をたどる旅は、あなたのキューバ旅行をきっと特別なものにしてくれるはず。ぜひ、次回の旅行計画の参考にしてみてくださいね。
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