【2025年最新版】キューバ旅行の通貨ガイド!CUPとMLCを完全理解して賢く旅する

お金ガイド

こんにちは、べんすけです!このブログでは、私が17年前に新婚旅行で訪れて以来、ずっと再訪を夢見ているキューバの魅力を、初心者の方にも分かりやすくお伝えしています。

さて、今回はキューバ旅行を計画する上で、最も複雑で、しかし最も重要なテーマの一つである「キューバのお金」について徹底解説します。

「キューバの通貨って難しそう…」「どのお金を持っていけばいいの?」そんな不安を抱えている方もご安心ください!2025年現在の最新情報を踏まえ、CUPMLCを完全理解し、キューバで賢くお金を使うためのコツを、初心者の方にも分かりやすくお伝えします。

これを読めば、キューバでの支払いがスムーズになり、安心して旅を楽しむ準備ができるはずです!

1. はじめに:なぜキューバのお金はちょっと複雑なの?

キューバは社会主義国という特別な背景があり、私たち日本とは異なる独特の経済システムを持っています。かつてはCUC(兌換ペソ)とCUP(人民ペソ)という2種類の通貨が混在していましたが、2021年1月にCUCは廃止されました。

ちなみに僕が新婚旅行に行った17年前はCUC(兌換ペソ)を使いましたよ。米ドルと同じ価値で観光客用だったんです。

この廃止により、公式にはCUPが唯一の通貨となりましたが、実際には「CUP現金」「外貨に紐づく電子決済(MLC)」という二つの流れが存在し、これらを賢く使い分けることがキューバ旅行をスムーズにする鍵となります。

「キューバでのお買い物が不安」と思ってても、この違いをしっかり把握しておけば、現地で戸惑うことはありませんよ。

2. 現在のキューバの「お金」:CUPとMLCを徹底解説!

現在のキューバで観光客が主に関わる「お金」は、以下の2つに大別されます。

2-1. CUP(キューバ・ペソ/人民ペソ)

CUPは、キューバの公式な現金通貨です。国民が日常的に利用するお金であり、私たちの日常生活で使う現金と同じ感覚です。

  • どんな時に使う?
    • ローカルな場所: 小さな個人経営の食堂(パラダル)、市場(メルカド)、屋台、路上のサトウキビジュース屋さん、バスやコレクティーボ(乗り合いタクシー)などの公共交通機関。
    • チップ: ホテルやレストランでのチップ。
    • 小額の買い物: パン屋さん、小さなキオスクなど。
  • どこで手に入れる?
    • 両替: 主に、両替所(CADECA)、ホテル、一部の銀行で外貨(ユーロなどがおすすめ)からCUPに両替します。
    • ATM: 国際カードでCUPを引き出すことも可能ですが、設置台数が少なく、手数料もかかるため、あまり一般的ではありません。
  • ここがポイント!
    • CUPは非常に価値が低く、高額な支払いに向いていません。ある程度の小額紙幣を常に持っておくと便利です。
    • 観光客向けの施設ではCUPの現金が使えない、または受け取りを拒否されるケースもあります。

2-2. MLC(外貨に紐づく電子決済)

MLCとは「Moneda Libremente Convertible(自由に兌換可能な通貨)」の略で、キューバ国内の外貨(米ドルやユーロなど)がチャージされた電子口座を指します。観光客は、このMLCに紐づく形で国際クレジットカードやデビットカードを利用して支払いをします。

  • どんな時に使う?
    • 観光客向けの施設: 国営スーパーマーケット、大型ホテル、外国人向けのレストラン、美術館や観光名所の入場料、ガソリンスタンドなど。
    • 高額な支払い: 滞在費やツアー代など。
  • どこで使う?
    • Visa、Mastercardなど国際ブランドのクレジットカードやデビットカードで直接支払います。これがMLC決済です。
    • 重要: アメリカ系の銀行が発行したカードは基本的に使用できません! これは米国の経済制裁によるものですので、お手持ちのカード発行元を必ず確認してください。予備のカードも持っていくことを強くおすすめします。
  • ここがポイント!
    • MLCと書かれていても、実際に現金がMLCというわけではありません。カードで支払うことで、外貨(円やユーロなど)から換算されてMLC口座が精算されるイメージです。
    • MLC決済ができない場所も多いので、現金(CUP)とカードの両方を使い分けることが必須です。

3. 賢く旅する!キューバでのお金の持ち方と支払い方法

では、具体的にキューバ旅行の際、どのように準備して、どんな支払い方をするのが賢いのでしょうか?

3-1. 優先して持っていくべき外貨は「ユーロ(EUR)」!

  • なぜユーロ?: キューバでは米ドルも流通していますが、両替時に高額な手数料が課される場合があります。ユーロは手数料が低く、最も歓迎される外貨の一つです。日本から出発する際は、ぜひユーロを準備しましょう。
  • 米ドルは避けるべき?: 絶対にダメではありませんが、基本的にはユーロを優先し、米ドルは緊急時の予備くらいに考えておきましょう。

3-2. 国際クレジットカード/デビットカードは複数枚持参!

  • 必須アイテム: 大型の買い物や観光客向けの施設での支払いに不可欠です。
  • ブランド: Visa、Mastercardが使えます。JCBはほとんど使えません。
  • 発行元に注意: 再度強調しますが、アメリカ系の銀行が発行したカードは使えません。例えば、楽天カードやアメックスなどはアメリカ系と認識される場合があるので、事前に発行元に確認するか、複数の異なる発行元のカードを持っていくのが安心です。
  • ICチップ搭載: 最新のカードはICチップ搭載型が主流ですが、念のため確認を。
  • 利用限度額の確認: 旅行期間中に不足しないよう、事前に確認・必要であれば引き上げを。
  • 不正利用対策: カード利用時にPINコードを要求されることが多いため、必ず確認しておきましょう。

3-3. 現地での両替術:CUPを効率よく手に入れよう

  • 両替場所:
    • 空港: 到着時に最低限のCUPに両替しておくと便利です。
    • CADECA(国営両替所): 街中に点在しており、比較的レートが良いとされています。営業時間を確認しましょう。
    • ホテル: ロビーで両替できることが多いですが、レートはあまり良くない傾向があります。
  • 両替時の注意点:
    • パスポートが必要: 必ずパスポートを携帯しましょう。
    • 小額紙幣も要求: 高額紙幣ばかり渡されると使いづらいので、「小額のCUPも混ぜてほしい」と伝えると良いでしょう。
    • 偽札に注意: 念のため、受け取ったお札に破れがないか、透かしがあるかなどを簡単に確認できると安心です。

4. まとめ:これだけは覚えてキューバへ!

キューバのお金事情、いかがでしたでしょうか?少し複雑に感じるかもしれませんが、以下のポイントを押さえておけば大丈夫です!

  1. CUPは現金、MLCはカード決済とざっくり理解する。
  2. アメリカ系の銀行が発行したカードは使えない! 必ず別のカードを用意。
  3. 外貨はユーロ(EUR)を優先して持っていく。
  4. 現金(CUP)とカード(MLC決済)の両方を使い分けるのが基本。
  5. 両替や支払い時には、焦らずレートや金額を確認する。

キューバは、独特の文化と情熱が溢れる素晴らしい国です。お金の心配なく、心ゆくまでキューバの魅力を体験し、忘れられない思い出を作ってほしいと願っています。

この情報が、あなたのキューバ旅行の準備に役立つことができたならば、こんなに嬉しいことはありません。

さあ、賢く準備して、最高のキューバ旅行を楽しみましょう!

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