こんにちは、べんすけです!
キューバを深く旅する上級者が最後にたどり着く場所。それが、ハバナから約1,000km離れた最東端の街、陸の孤島バラコア(Baracoa)です。
アクセスは困難ですが、そこには「キューバの他のどの街にもない景色」と、コロンブスが「世界で最も美しい」と書き残した絶景が待っています。今回は、この「陸の孤島」の魅力を徹底解説します。
1. バラコアとは:「最古の街」にして「カカオの故郷」
| 項目 | 詳細 | 旅のポイント |
| 歴史 | キューバ最古の都市。 1511年にスペイン人が最初に築いた「最初の街(Ciudad Primada)」。コロンブスが上陸した場所とされる。 | 街の教会にはコロンブスの十字架の一部が安置されています。 |
| 文化・食 | チョコレートとココナッツの首都。 キューバで唯一カカオの生産が盛ん。料理にココナッツミルクを使う習慣がある。 | 名物のココナッツ菓子ククルチョ(Cucurucho)は必食です。 |
| 街並み | 街の中心部は意外に色鮮やかで清潔。高い建物がなく、のどかな雰囲気が漂います。 | ハバナの旧市街とは違う、離島のようなゆったりとした時間を感じられます。 |
2. バラコアへのアクセス:長距離バスでの大移動
バラコアへの道のりは、まさに旅の試練です。長距離バスのスケジュールは不安定なため、「行ける時に行く」という柔軟性が必要です。
🚌 サンティアゴ・デ・クーバ経由が一般的
ハバナから向かう場合、途中の主要都市を経由し、サンティアゴ・デ・クーバで乗り換え、または長距離タクシーを利用するのが一般的です。
- 移動の覚悟: ハバナからの移動は20時間以上かかることも覚悟し、移動日は他の予定を入れないことが鉄則です。
- Viazulバス: Viazulバスの時刻表は現地の事情で変更されることが日常茶飯事です。予約通りに進まないことを前提に、余裕のある計画を組みましょう。
3. 【必見】バラコア独自の絶景とツアー情報
バラコアは、キューバでも特別な生態系と絶景に恵まれています。
🏞️ アレハンドロ・デ・フンボルト国立公園(世界自然遺産)
バラコアが世界中から旅行者を集める最大の理由が、この世界自然遺産です。
- 世界有数の多様性: キューバ固有の動植物が多く生息しており、西インド諸島の中でも世界一美しいカタツムリや世界最小級のカエルに、マメハチドリなどの生物多様性が最も高い地域の一つとされています。
- 独自の景色: 湿地、マングローブ林、河川など、西キューバでは見られない壮大な自然が広がっています。
【コア情報:ガイドとツアーについて】
| 項目 | 詳細とアドバイス |
| ガイドの必要性 | ほぼ必須です。 保護区内の立ち入り制限や安全確保のため、公式のガイド同行が強く推奨されています。 |
| ツアーの手配 | バラコアの街中の旅行会社や、宿泊先のカサ・パルティクラルを通じて手配可能です。 |
| ツアーの種類 | 日帰りトレッキングが一般的です。公園入口でガイドと合流します。 |
| 料金目安 | 入場料、ガイド料、送迎費を含めて30~50CUC(USドル)程度を目安に現地で交渉します。 |
⛰️ エル・ユンケ(El Yunque)
- テーブルマウンテン: 頂上が平らな不思議な形をした山で、バラコアのシンボルです。
- コロンブスの絶景: この山を望む展望台からの眺めは、コロンブスが「全てがある」と称賛したとされる、海、川、山が揃った完璧な景色です。
4. 宿泊と食事の手配
🏠 宿泊は「カサ・パルティクラル」が基本
バラコアもハバナと同様に、個人宅に泊まるカサ・パルティクラルが宿泊の基本です。中心部のインデペンデンス公園周辺に宿が集まっています。
- メリット: 安価で、家庭料理(ココナッツを使ったバラコア独自の料理)を味わうことができます。
- 手配: 宿泊を日本国内で手配するには結構難しい。(トラベルボデギータで問合せしてもいいかも。)現地(ハバナやサンティアゴデクーバのホテルやカサ)、または現地の旅行会社に相談した方がいいです。
🍽️ 名物料理はココナッツとカカオ
- ペスカド・コン・レチェ・デ・ココ: 魚介をココナッツミルクで煮込んだバラコア独自の料理。
- カカオ: 街中で新鮮なカカオやチョコレート製品が売られています。お土産にも最適です。
まとめ:旅人だけが見られる最果ての美しさ
バラコアは、移動の不便さすら愛せるコアな旅人にとって、最高の目的地です。この秘境での体験は、キューバの旅の記憶を格段に深いものにしてくれるでしょう。


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