こんにちは、べんすけです。 2026年が始まって早々、カリブ海周辺で非常に大きな動きがありました。 アメリカ軍によるベネズエラへの軍事作戦「アブソリュート・リゾルブ(絶対的な決意)作戦」です。
マドゥロ大統領が拘束されるという劇的な展開を迎えましたが、実はこれ、隣国キューバにとっては「国の存亡に関わるレベル」の大ニュースなんです。今、現地で何が起きているのか、キューバの立場から見たニュースを整理してお伝えします。
1. 多くの犠牲と、高まる政治的緊張
今回のベネズエラでの作戦では、現地にいたキューバの当局者32名が巻き込まれて亡くなったという悲しいニュースが入っています。 これを受けてハバナ市内では半旗が掲げられ、政府も強い抗議の姿勢を見せています。政治的な緊張感は、ここ数年で最も高い状態と言えるでしょう。
2. 「エネルギーの生命線」が断たれる危機
なぜベネズエラの混乱がキューバにとってこれほど深刻なのか。それは、キューバが使う石油の多くをベネズエラに頼っているからです。
これまでキューバは、ベネズエラから「格安、あるいは物々交換(医師の派遣など)」という特別な条件で石油を供給してもらっていました。いわば「親戚からお米をタダでもらっている」ような状態です。 しかし、今回の事態でそのルートがストップする可能性が高まっています。アメリカも石油の供給を厳しく監視しており、キューバ行きのタンカーが止められるリスクも出てきました。
3. 「まずい」のは、代わりの石油を買う“お金”がないこと
隆行が個人的に一番心配しているのは、ここです。 もちろんベネズエラ以外にも、ロシアやメキシコ、アルジェリアといった輸入元はあります。でも、これらの国から石油を買うには、基本的には「現金(ドルやユーロ)」が必要です。
今のキューバは深刻な外貨不足。特別な友好価格で提供してくれていたベネズエラを失うことは、家計に例えれば「タダでもらっていたお米を、明日からスーパーで定価で買わなきゃいけない。でも手元に財布がない」というくらい、まずい状況なんです。
4. 現地の生活への影響:停電と移動の不安
この石油不足は、すでに現地の生活に影を落とし始めています。
- 深刻な停電: 発電燃料が足りなくなれば、計画停電がさらに増えることが予想されます。
- 交通の混乱: ガソリン不足でバスやタクシーの運行が減れば、人々の移動もままならなくなります。
まとめ
アメリカのトランプ政権は、ベネズエラの次にキューバに対しても厳しい姿勢を見せています。これからキューバがどのようにこのエネルギー危機を乗り越えていくのか、あるいは新たな支援先を見つけるのか。 現地の最新情報を、これからも注意深く見守っていきたいと思います。


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