こんにちは、べんすけです!
しかし、「海外旅行=大きなスーツケースが便利」という常識は、キューバの石畳やカサ(民泊)の階段といった特殊な環境では通用しません。
キューバは道の状態が悪いので、あまりスーツケースはおすすめできません。
重い荷物は、旅の自由と機動性を奪います。
ここでは、「重いスーツケースの悩み」を解消するため、「荷物を賢く減らすための判断基準」と、「キューバで絶対に必要となる対策アイテム」を厳選してご紹介します。
1. バッグの選択:運搬シーンで選ぶ究極の戦略
キューバのバッグ選びは、「重い荷物を運ぶ労力」と「現地の移動の機動性」のどちらを優先するかで答えが変わります。
| バッグの選択肢 | メリット(利便性) | デメリット(キューバの環境) |
| 機内持ち込みサイズ リュック | 両手が空き、機動性が高い。階段、石畳で最もストレスが少ない。ロストバゲージリスクゼロ。 | 荷物を詰める労力。重くなると背負う作業自体が苦痛になる。 |
| 中型〜大型 スーツケース | 荷物を整理しやすい。重いものを運ぶ際、空港までの運搬が圧倒的に楽。 | カサは階段が多い。石畳では車輪が効かず、担ぐ作業が必須。 |
👉【キューバ旅行リュック】機内持ち込みサイズの旅行用リュックおすすめ3選!選び方と失敗しないポイント
✈️ 悩むあなたへ:「第三の選択肢」の提案
もし「スーツケースの便利さ」と「リュックの機動性」の両方が欲しいなら、キャリー付きバックパック(2WAYタイプ)の活用をおすすめします。舗装された道ではコロで引き、カサの階段や石畳ではリュックとして背負えるため、キューバの環境に最も対応力が高いバッグと言えます。
2. 荷物を賢く減らす!「あるべきもの」と「いらないもの」の判断基準
「大きなスーツケースはキツいかも」と感じたなら、旅の快適さを優先して荷物を減らす工夫をしましょう。何を持っていくかではなく、何を持っていかないかがキューバでは重要です。
👕 軽さ最優先!衣類・靴の取捨選択
| アイテム | 必要な理由(あるべきもの) | 削減のヒント(いらないもの) |
| 靴 | スニーカー(必須):石畳や長距離移動の安定性を確保。 | ヒール・革靴・予備のサンダル:かさばる靴は旅の邪魔。靴は「移動用スニーカー」と「室内サンダル」の2足で完結させましょう。 |
| 衣類 | 速乾性のある薄手のもの:洗濯の回数を増やして枚数を減らすため。 | 厚手の衣類・トレーナー:冷房対策には薄手のカーディガンやパーカー1枚で十分です。現地で洗濯すれば、3泊分程度の衣類で10日間の旅が可能です。 |
| 洗剤 | 部屋干し用洗剤:衣類を減らした分、夜間に洗濯して再利用するため。 | 大量の着替え:現地で洗濯すれば、3泊分程度の衣類で10日間の旅が可能です。 |
🔋 現地調達不可!必需品への割り切り
絶対に減らしてはいけないのは、現地で入手が困難な「医療品」「電源」「衛生用品」です。これらは量を減らさず、代わりに「重さ」と「かさ」を減らす工夫をしましょう。
| アイテム | 必要な理由(あるべきもの) | 削減のヒント(かさばるもの) |
| モバイルバッテリー | 停電対策、地図利用、通信確保のため。 | 複数の充電器・コード:必要な充電器を一つにまとめ、マルチケーブルなどで対応し、かさばりを減らしましょう。 |
| 医薬品 | 胃薬、常備薬、絆創膏など。 | 市販薬の箱:薬は箱から出し、必要な量だけを小さなジップロックに入れ替えるだけで大幅に小型化します。 |
| パッキング | 圧縮袋:衣類の体積を減らすのに有効。 | 荷物の詰め込みすぎ:圧縮袋を使っても重さは変わりません。容量が空いても「階段で担げる限界」の重さを守るのが鉄則です。 |
3. バッグの運搬・行動戦略:2つのバッグと3つの仕分けルール
荷物を減らす工夫をしていても、メインバッグは宿に置き、「セキュリティポーチ(貴重品)」と「サブバッグ(消耗品)」の2つだけで観光するのが、防犯と機動性を両立させる鉄則です。
| 観光時のバッグ | 目的と収納するアイテム | 防犯上の重要度 |
| 1. セキュリティポーチ | 【生命線】 パスポート、クレジットカード、当日使わない大半の現金、常備薬など。 | Sランク(肌身離さず)。服の下に隠し、人前で絶対に見せない。 |
| 2. サブバッグ (デイパック/スリング) | 【消耗品・囮】 水、ハンカチ、オフライン地図、当日使う少額の現金。 | Bランク(盗まれても諦められるもの)。盗難時の「囮」となることを想定する。 |
4. 対策リスト:インフラ不足と安全への対策アイテム
| 対策カテゴリー | アイテムと必須の理由 | 選択のコツ |
| 衛生 | ウェットティッシュ、トイレットペーパー、部屋干し用洗剤。 | ウェットティッシュは最重要。洗剤は小袋に、シャンプーはトラベルボトルに移し替えて軽量化。 |
| 防犯 | セキュリティポーチ、南京錠(バックパック用など)。 | セキュリティポーチは旅慣れた人の基本。 |
| 健康 | 虫除け・蚊取り線香、胃薬(時差ボケ・油っこい料理対策)。 | 蚊取り線香は窓を閉じられないカサで有効。胃薬は濃いキューバンコーヒーに注意。 |
| 電力・通信 | 安全なモバイルバッテリー、オフライン地図(Maps.meなど)、マルチプラグ・変圧器。 | モバイルバッテリーは燃えない新素材がおすすめ。オフラインでの準備は必須。 |
| 衣類・靴 | スニーカーと乾きやすいサンダル、薄手の速乾性衣類。 | 舗装が悪い道も多いため、スニーカーが活躍。室内用に超薄型スリッパがあると便利。 |
結論
道が悪いキューバでは、重い荷物を運ぶ労力よりも、荷物を減らす努力をして、メインのバッグは機内持ち込みサイズのリュックで旅をする方が、圧倒的に多くのメリットがあります。


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