【ハバナ観光】ヘミングウェイゆかりの地をめぐる旅|キューバ文学と酒場の物語

文化と歴史

こんにちは、べんすけです!

あなたはアーネストヘミングウェイというアメリカの文豪をご存じですか?彼はハバナで約30年も暮らしたほどハバナを愛していたんです。
彼が初めてハバナに降り立ったのは1930年代のことでした。メキシコ湾流がもたらす豊かな海と、そこに生きる人々のたくましさに魅せられ、彼はこの地で暮らしながら、『老人と海』をはじめとする多くの名作を生み出しました。

このブログでは、僕も新婚旅行で訪れて以来、ずっと再訪を夢見ているキューバの魅力を、初心者のあなたにも分かりやすくお伝えしています。この記事では、ヘミングウェイが愛した場所を巡るおすすめルートと、旅のヒントをたっぷりご紹介します!


1. ヘミングウェイとキューバの関わり

  • 1930年代:漁を愛するヘミングウェイは、メキシコ湾流に魅せられ、ハバナでの生活をスタート。
  • 『誰がために鐘は鳴る』の執筆アンボス・ムンドスホテルに滞在しながら、この大作を書き上げました。
  • 1940年代:ハバナ郊外のフィンカ・ビヒアに居を構え、そこで愛艇「ピラール号」に乗って漁に明け暮れます。
  • 『老人と海』の誕生:このフィンカ・ビヒアでの生活や、コヒマルの漁師との交流が、不朽の名作を生み出すきっかけとなりました。

2. キューバで読みたいヘミングウェイ作品

旅のお供にヘミングウェイの作品を携えてみてはいかがでしょうか。キューバの空気を感じながら読むと、また違った感動を味わえます。
というか、キューバに行く前でも読んでおくとよりキューバ旅が楽しくなります。

  • 『老人と海』:老漁師サンチャゴと巨大カジキとの壮絶な格闘を描いた物語。コヒマルの情景を思い浮かべながら読むと、物語に深みが増します。現地ではスペイン語版の古本を街のあちこちで見かけます。
  • 『誰がために鐘は鳴る』:スペイン内戦を舞台にした作品ですが、ヘミングウェイがアンボス・ムンドスホテルで執筆していたことを知ると、ハバナの街並みにも作品の息吹を感じられるかもしれません。

3. ヘミングウェイゆかりの地 7選

  1. フィンカ・ビヒア(自宅博物館)
    • 広大な敷地に立つ白い邸宅。窓から光が差し込む書斎や、プールサイドに佇む愛艇「ピラール号」の姿が見えます。
    • 行き方と料金:旧市街からタクシー(約20分)で向かうのが一般的です。入場料は現地通貨のキューバ・ペソ(CUP)で支払います。
    • 楽しみ方:ヘミングウェイの暮らしぶりを肌で感じながら、彼が眺めたであろう景色をゆっくりと味わってください。
      詳しくはこの記事で→【ハバナ観光】ヘミングウェイがキューバで人生を語り続けた邸宅「フィンカ・ビヒア」へ
  2. アンボス・ムンドスホテル(旧市街の拠点)
  3. エル・フロリディータ(ダイキリ)
    • 活気あふれるバーカウンターには、ヘミングウェイの等身大のブロンズ像が座っています。
    • 行き方と料金:旧市街の中心部にあるため、徒歩でアクセスできます。ダイキリ一杯は現地通貨で支払います。
    • 楽しみ方:ヘミングウェイが愛した「パパ・ヘミングウェイ」を味わいながら、彼がこの場所で過ごした時間を想像してみてください。
      【ハバナ観光】エル・フロリディータ|ヘミングウェイが愛したダイキリの名店
  4. ラ・ボデギータ・デル・メディオ(モヒート)
  5. コヒマル(『老人と海』の舞台)
  6. ドス・エルマノス・バー(地元の酒場)
    • 行き方と料金:旧市街の港近くにあり、散策の途中に立ち寄るのがおすすめです。
    • 楽しみ方:地元の人たちに混じって、キューバの日常を感じる一杯を楽しんでみてください。
  7. ピラール海岸(愛艇の名前がついたビーチ)
    • 行き方と料金:ハバナ市内からは遠いので、日帰りツアーを利用するのがおすすめです。
    • 楽しみ方:愛艇「ピラール号」を駆って漁に出たヘミングウェイのように、のんびりと海を眺めながら過ごすことができます。

4. モデルコース:ヘミングウェイを感じる1日

  • 午前(9:00~13:00):ハバナ旧市街を中心に、アンボス・ムンドスホテルから出発。エル・フロリディータでダイキリを、ラ・ボデギータ・デル・メディオでモヒートを堪能する酒場巡りも楽しいでしょう。移動は徒歩が中心です。
  • 午後(14:00~18:00):タクシーやココタクシーで少し足を伸ばし、郊外へ。まずはフィンカ・ビヒアで彼の暮らしぶりを体感(所要時間約1時間)。その後、コヒマルの美しい海を眺め、**『老人と海』**の世界に浸ります(所要時間約1時間)。
  • 夕方(18:00~):旧市街に戻り、ドス・エルマノス・バーで地元の雰囲気を味わいながら、一日の締めくくりを。

まとめ

ヘミングウェイがキューバで過ごした時間は、この島の文学、そして文化そのものに深く刻まれています。彼の足跡をたどる旅は、きっとあなたの心にも忘れられない物語を刻んでくれるはずです。

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